「HACCP」認証工場
【株式会社山中青果では2022年5月に「HACCP」の認証工場となりました。】
■「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を運用し、様々な「危害要因」を排除し、「殺菌」(電解次亜水)、「金属異物」(金属検出器)等の採用で、「安全で無いもの」を出荷しない取組を行い、万全な衛生管理を行っております。
【管理項目】・温度管理 ・菌数管理 ・水質管理 ・金属異物除去管理 ・機器設備管理 ・従業員教育 ・帳票管理 ・安全管理 ・衛生管理 ・品質管理 等
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「電解次亜水」(コトヒラ工業)
・原料は、「水」「食塩」「電気」のみ
・食品添加物認定水
・低濃度でも優れた除菌効果を発揮
・人、食材、環境にやさしい除菌水
・安定した濃度を生成 -
「金属探知機」(アンリツ)
・高感度検出
・誤検出の抑制
・最高検出感度
Fe:φ0.3㎜ SUS304:φ0.6㎜
HACCP(HACCPに基づく衛生管理)
「HACCP]の取得
「HACCP(ハサップorハセップ」はアメリカのアポロ宇宙計画にて、宇宙食の安全性を確保するために発案された衛生管理手法。その後食品業界に評価され、世界中に広まり、衛生管理の国際的手法になりました。
H 「Hazard] -危害-
A 「Analysis」 -分析-
C 「Critical] -重要-
C 「Control] -管理-
P 「Point] -点-
・HA:危害要因分析 「危害」の予測 CCP:重要管理点 「製造・工程管理」を行う。
製造工程を細分化し、工程ごとのリスク管理を行い、事故発生時も迅速に原因究明と対応が可能。
「HACCP」の 7原則12手順にて構築
・HACCPを構築していくための手順が「7原則12手順」です。これは、1993年にCodex(国際食品規格)委員会※ が策定しました。
手順1:HACCPのチーム編成
手順2:製品説明書の作成
手順3:意図する用途及び対象となる消費者の確認
手順4:製造工程一覧図の作成
手順5:製造工程一覧図の現場確認
〈手順1~5:原則1~7を進めるにあたっての準備〉
手順6 【原則1】:危害要因分析の実施(ハザード/HA)
手順7 【原則2】:重要管理点(CCP)の決定
手順8 【原則3】:管理基準(CL)の設定
手順9 【原則4】:モニタリング方法の設定
手順10【原則5】:改善措置の設定
手順11【原則6】:検証方法の設定
手順12【原則7】:記録と保存方法の設定
〈原則1~7:危害要因分析&HACCPプランを具体的に作成〉
※Codex(コーデックス)とは…国連機関であるFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が合同で1963年に設立した
国際食品規格委員会及び食品規格。日本を含む187ヶ国と1機関(EU)が加入している。
株式会社 山中青果 HACCPの取組
※ 安全ではない「製品」を出さない(製造しない)
・株式会社山中青果ではHACCPの手順を守り製造を行っています。また下記事項の取組を進めております。
1. 各帳票類の整備と記録を行っています。
2. 各種測定機器等の校正を定期的に行っています。
3. 従業員の教育を定期的に行っています。
4. 重要管理点(CCP)を確定して、管理基準(CL)の設定を
行っています。
5. モニタリング方法の設定、改善措置の設定、検証方法の設定
記録と保存方法の設定を行っています。
・その他、定期的な製品検査や工場設備の改善を行いより良い製品をご提供させていただきます。
※ 防虫防鼠対策
・株式会社山中青果では衛生管理の一環として、専門会社の「(株)シーアイシー」と協力して、様々な害虫の防御、設備の管理を行い、「防虫防鼠」の対策を行っております。
・毎月の点検(飛翔性、歩行性昆虫類の捕獲、モニタリング)
・防鼠として忌避対策(捕獲、殺鼠剤等)
・インスペクション